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2009年3月

2009年3月 9日 (月)

農協の大罪

いつもは、全て読んだ後にしか感想を書いていないのだが、前々から農協と農林中央金庫に疑問を抱いていて、それが今のところ、「あっ、そうだったのか。知らなかった!!!」と言う様なことが次々と出てきたため、思わず書き始めてしまいました。

31jnaktxtzl_bo2204203200_pisitbstic 前々から思っていたこと。

  1. 海外の農業系の銀行は押しなべて経営状態が厳しい。なぜなら、将来性が計りにくい農家にも、国策上、融資をせざる負えないから。なのに、農林中金は昔から財務状況がよい。
  2. はたして、農家から集めた資金は農家への貸出に使われているのか?農中が金融マーケットでの債券等の大口投資家であることは知っていたが、農家の預金が農業育成にために貸し出された例はどうも聞いたことがない。
  3. 昭和40年以降、日本人の食の嗜好が西洋型になり、米食の量が減っていったのはわかる。しかし、それなら、何故、学校給食においてパン食のみが実行され、ご飯が使われなかったのか?米食のもたらす栄養価はパンに勝るとも劣らないはず。
  4. 確かに、農業就業人口は減っていると新聞で何度も読んだ気がするが、車で地方に行った時に気づいたことは、各農家で、必ず二台以上の車が車庫にあるのを見たきがします。就業人口は減っていても、お金持っているように見えました。
  5. すでに、使用しなくなった農地は、何年たってもそのまま使わずに住んでいるように見えます。住宅地であれば、固定資産税がかかるわけで、農地はかからないのでしょうか?
  6. 日本の土地はせまく大規模農業に適さないと聞いたことがある。国土の広さから言えば、フランスより日本のほうが広いのに、あるいは、北海道のような土地の広い場所もあるのに何故、日本の農業は衰退するばかりなのか?

一応、思いつくままに書いたが、どうやらこの本は、これらの疑問に答えてくれそう。読み終わったらもっと、いろいろなことがわかるような気がする。農家が大変だ、食糧自給率が下って大変だという一方で、農協がその状況を変えるべく活動したということは聞いたことがない。日本では、農家の就業人口が、農家戸数を下回っているという。兼業農家が多く、農業をやっていても就業人口にカウントされない人が多いということ。こんな状態では、農業って発展しないのではと、素人の私は思う。でも、こんな状況を打破しよるという農協の姿勢は聞いたことも見たこともない。

農業が発展しなくともよい、農協っていったい何なのでしょう?

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2009年3月 2日 (月)

<かんぽの宿>日本郵政が経営継続も 総務相が示唆(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

リンク: <かんぽの宿>日本郵政が経営継続も 総務相が示唆(毎日新聞) - Yahoo!ニュース.

この記事の意味することも本当にひどい。
旅館、ホテル経営に素人の大臣が、これまた、この事業において赤字を出し続けてきた事業体(簡易生命保険)に対し、「客室稼働率が70%を超えているのに赤字になるのは普通は考えられない。日本郵政は、まず黒字化の努力をすべきだ」と指示をしたそうで・・・。

この指示のせいで、もしさらに、この「かんぽの宿」の赤字がさらに増えたら誰が責任を取るのですか。今回の件で、「かんぽの宿」は国民の共有財産だから売却は慎重におこなうべきだなどとのたまっておられる方、回答ください。

ホテル経営の素人が建設所有して作ってしまった結果、赤字を出し続けているのが明白だから、ホテル経営は簡易保険事業とは関連がないのだから、一刻も早く売却すべきという本件の目指すべき目標はいったいどこへいったのですか?

思い返すと、始めから鳩山総務相の本件の主張は素人そのもの。

  1. 2400億円をかけて建設した物件の売却金額が何故109億円なのか?
  2. こんなに低い値段で売却されたものが、もし、いとも簡単に高値で売り抜けられるようなことがあったら国民に申し訳ない。
  3. オリックスの宮内会長は郵政民営化の委員かつて務めており、その立場を利用して有利な条件で落札した。

1.つい最近、2月26日の報道によると、「かんぽの宿」の譲渡問題で、総務省は、同省が独自に行う不動産鑑定の業者を選ぶための一般競争入札を実施したそうで・・・。まあ、頑張ってください。109億円より安い鑑定をすることは最初からありえない。せいぜい、多少この金額を上回る150億円を超えるところぐらいが予想。200億円以上の鑑定金額を出したら、日本郵政のアドバイザーだったメリルリンチから訴えられる可能性あるのではと見た。

2.非常に大雑把な言い草で、民間がこういった物件を買った場合(売りやすいものもあれば、売れそうも無い物件もあるバルクセールスの買取)、確かに購入金額より高く売れる場合もあるとは思うが、それは買った人のまさに売却の「うまい・へた」がなせる業で、安く売りたくないのなら、郵政が自分でいい買い手を見つけてくればよいこと。民間が一旦買ったものを、極端な話どのように売ろうと買った人の勝手なのです。なぜなら、その売却には必ず何らかの買って貰う為の方策、例えば、買手に購入資金を用意してあげたりとか、買手が購入物件を購入後利用するためのアドバイスをしてあげるとか、購入金額に換算されない付加価値をつけて売っていくもの。そういうことができないから、バルクセールを郵政はせざる負えないということ。あるいは、できたとしても途轍もない時間がかかるであろうからということ。

また、もっと大事な視点がある。以前にも書いたが、2400億円をかけて作ったものが109億と評価されてしまうことが酷いのではなく、それだけのお金をかけたのに、109億円の評価しか得られない物件を作ったことのほうが、よほど、国民を愚弄しているということに何故この鳩山という大臣ば気づかないのでしょうか?

3.早く鳩山大臣はこの点を具体的に指摘すべきなのでは。

鳩山大臣が唱える異議は素人の指摘として理解できないわけではない。だが、その後に出てきている対応はお粗末そのものだと思う。いろいろ総務省として本件をストップさせてしまった割には、何らその効果が具体化できているわけでもなく、また、再度鑑定を行っても、大幅な鑑定価格変更など到底期待できるわけでもないと思われる。(もちろん、再鑑定の結果が出ないとわからないが・・・。)

売れそうもない物件も含めて買ってもらう必要があるから、売れそうな物件もつけて誰かに買って貰うために「かんぽの宿」を売却するのではないでしょうか?今みたいなことを言っていたら、誰も買う人は出てこないと思われます。まず、はっきりしていることは、109億円以上で買おうという人はいないでしょう? この先よほど、不動産市場が短期で激変でもしない限り。そして、将来ありもしないことをさもあるように今まで、いろんな分野で言い続けてきたのが“官”ではないのではないでしょうか?



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